美奈姉
2007-04-02
今日、三十歳の誕生日を迎えた
何気ない普通の一日だったがひとつの節目なんだろうか
不意に昔のことを思い出してしまった。
18の頃、晴れて大学に合格した俺は鼻歌まじりに駅へと向かった。
美奈姉「くすすすすっ、朝からご機嫌ね。」
近所に住むお姉さんに聞かれてしまった_| ̄|○
そのお姉さんも近々結婚すると言う話を聞いているが、浮かれた様子も無い。
(このとき既に30になっていた美奈姉は俺から見ると当然大人の女性。
みだりに浮かれた姿を見せないのが大人だと勝手に思っていた。)
話をしていると、俺の大学に行くまでの駅に美奈姉の会社があるそうな。
それからと言うものの、俺が1限目の授業の日は必ずと言っていいくらい一緒に通学(通勤)した。
美奈姉「そうなの、これから1時間目がずっとあるんだ」