セクシーリップに塗られた赤い口紅

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2016-02-21

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40代も半ばの腹の出た中年親父です。
『ラグビータウン』と呼ばれる我が地元。
立派な競技場もあり、一大スポーツ公園であるその場所に、息子のサッカーの試合に訪れるたび、あの激しい一時の恋を想い出し、複雑な心境に苛まれる・・・。

20年ほど前、都内で勤めていた会社が倒産し、23歳で早くもUターン。
親父の口利きで、腰掛けのつもりで地元の自動車部品メーカーに就職した。
ちょうど新入社員の入社日と重なり、まだ若いからとの理由で、その新人の研修に中途の私も加わる事となった。

その新人の中にヒロエは居た。
眼鏡を掛けていて妙にハキハキ仕切る活発で明るい子で、すぐに好印象を持った。
私は皆より2~4歳は上だったので、研修中は何かに行き詰まると相談を持ちかけられ、大して社会経験も無いのに努めて冷静に応対していたからか、何かと頼られるようになる。
そのうち連帯感も高まったように思えた私は、新人を仕切っていたヒロエに、「親睦を兼ねて定期的に飲みに行かないか」と話を振ると、


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