発育途上のフルヌード

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2014-04-25

ぱみゅ
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序章 隣のベッドに入った少女

 
 
 今日、空いていた隣のベッドに、中学に上がったばかりという女の子が入る
ことになった。男の患者と、一緒の相部屋になっていいものかと思ったが、担
当の看護婦さんは、

「まちがいなんて、なさそうだし」

 と茶化した。たしかに入院してくるのはつい最近まで小学生だったという中
学生だ。それに、ひょっとするとまちがいをやらかすかもしれない肝心の僕は、
通勤途中にやったバイク事故で、大ケガを負っていた。右足粉砕骨折、しかも
左腕にもヒビが入っていた。情けないことに、まちがいが起きるどころか、身
動きさえとれなかった。下の世話まで看護婦さん頼みなのだ。

 彼女は入ってくるなり、元気な声で僕に挨拶した。

「週末だけの入院ですけど、お世話になりまー

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