図書館の少女
2015-10-20
昨日の話だ。
オレの行く市立図書館は、中庭に面した窓側に狭い通路があるんだが、
その通路には、向かい合った本棚を見渡せる位置に、
それぞれ小さな椅子が置かれてある(分かりづらくてスマン)。
オレが本棚を眺めていると、その椅子にかわいらしい少女が座った。
小学5,6年くらいに見えるが、一緒にいた父親にしばらくここで本を読むということを告げると、
ひとりになってうつむいて本を読み始めた。
あまりの可憐さと、少女が下を向いているのをいいことに、
オレは短いスカートから見える白いふとももを凝視した。
オレの視線に気付いたのか、それとも本棚の前で10分以上も身じろぎもせず
固まっているオレを不審におもったのか、 突然顔を上げた少女とオレは完全に目が合ってしまった。