稲川淳二インタビュー1

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2010-09-09

── 夏がくれば、稲川さんのお顔を見ない日がありませんね。

稲川:「私ね、今年で63歳になるんですよ。
で同じような人生を歩んでいるのもおもしろくないなと思って、
あるときから自分の人生をきちんと区切ってみようと思ったんですよ。
人生にはさ、辛いこともあれば楽しいこともあるし、めんどうくさいこともある。
それが人生と言うよね。
で、うまく人生を楽しむためには、世の中の波に乗ると言うじゃありませんか。
その波に上手く乗っていくと、なんでもかんでもうまくいくわけですよ。
とんとん拍子にね。でもさ、あれって結果的には自分でやっているわけじゃないですよね。
世間の波にうまく乗れたことで物事がうまく進んだというだけ。
ようするに“ツイてる”“タイミングよく”と言うのと同じレベルなの。
それって他力本願でしょう。自分で波を作っていないじゃないですか。
せっかくの自分の人生なのだから、1回くらい自分の波を作らないと。

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