ただ愛した人のために 3章

開く
----/--/--

「どっ、どっちがえっちな顔してるんだっ!!」と反論はしてみたものの、していなかったとは決して言える自信は無かった。「あれ、私もしてるの?えっちな顔」と瑛は不思議そうに首を傾げながら言った。どうも雰囲気が和んでしまい、互いに酔いも程々に覚めたので自分はそそくさと瑛の部屋を出て自宅へ帰った。それ以上は理性が保ちそうに無かった。いや、仮に保たなかったとしても自分からは何も手を出さなかっただろう。そんな恋愛感情的[スキ]が無い相手を抱いていいのだろうか?その場の空気に流されて、本能の赴くままに押し倒して良かったのだろうか?「だぁあああもうッ!


お勧めの体験談