保育園で行なわれていた罰当たりな行為・前編

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2022-01-08

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幼い頃、寺が経営する近所の保育所に通っていた。
境内の一角に園舎があって、運動場の隣は墓地。
園長先生は寺の住職だ。
毎朝登園すると、本堂で園長の後ろに並んで正座させられて朝のお勤め。
霊験あらたかな環境で育ったせいか、オッサンになった今でも正座はそれほど苦痛じゃない。

園長は当時40代半ばくらいだった。
いかつい面構えにがっちりした体格。
赤銅色の腕は丸太のようにゴツく、僧兵にしたらかなりの戦力になったと思う。
普段は穏やかでやさしいが、たまに地鳴りのような声でどやし上げられると、それだけでガキどもが泣き出すほどの迫力だった。

俺は小さい頃から明るい子だったが、「落ち着きがない」とも言われてた。
今なら何らかの発達障害に分類されてたはずだ。
朝のお勤め中もじっと座ってるのが苦痛で仕方なかったが、園長に怒られるのが怖くて大人しくしていた。
保母さんたちも、ガキどもがいつまでも騒いでいると、「ちゃんとしないと園長先生


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