専業主婦亜矢子・後編「お隣の奥様裕美さん」

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2013-11-01

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梅雨が明けた。
初夏の日差しは、暑さに慣れていない私の身体に容赦なく降り注ぎ、ジリジリ肌を焼き付けていた。
私は庭に出て花壇の手入れをしていた。
午前九時を回ったばかりだというのに、夏の太陽は手加減を知らない。

今日は昼から金子さんが自宅に来ることになっていた。
そんなこともあり心も弾み、朝からジッとして居られず庭に出たのでした。
春の花達が夏の日差しにうんざりしたように葉を垂らしている。
花殻を摘み、肥料を蒔き、ひと通り終わらせ汚れた手を裏庭にある流しで洗っているとき・・・

「おはようございます」

お隣の佐々木さんの奥様が声を掛けてきた。

佐々木さんのお宅は、今年の春にお隣に引っ越して来られた新婚のご夫婦。
ご主人はその直後、転勤の辞令を受け単身赴任を余儀なくされ、寂しいながら現在は奥様一人で暮らしている。
佐々木さんの奥様は、私より三つ下の22歳。
小柄で色が白く、まだ高校生と言っても通ってしまうほ


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