仲良くなった看護婦さんと深夜の職員用トイレで
2021-10-10
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今から20年くらい前の話。
中学2年の時に腫瘍摘出手術をして、自宅から車で1時間くらいの大きな病院に4ヶ月間入院していた。
病室と同じ階に配属されていた20代前半の可愛いと言うより綺麗な看護婦さんと冗談を言い合えるくらい仲が良くなった。
その時は、“仲のいいお姉さん”くらいにしか思っていなかったが・・・。
ある日の昼間、病院の屋上へ行くと、その看護婦さんが泣いていた。
自分の存在を看護婦さんが気が付いたので、「どうしたの?」と聞くと、「最近、悪いことばかり続いちゃって、なんか自分が嫌になってたの」と。
仕事で失敗して怒られたとか、色々と話してくれた。
しばらくすると、「そろそろ戻らないと怒られちゃう。愚痴を聞いてくれてありがとね!」と足早に屋内へ戻っていった。
それから4日後の退院前日。
もうすぐ家に帰れる嬉しさで寝付けずにいたのだが、最後の思い出にと真夜中にこっそり病院内を探検気分でうろついていた。
30分くらいぶらついていたが退屈になっ