展示会の後、香織さんと

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2007-05-08

前編:真帆の手コキ
http://moemoe.mydns.jp/view.php/6525

【序章~製品展示会で】
今日は、製品展示会のため、俺は、技術課長として会社を代表し、都内の大手催事場に出かけていた。
自分の会社の小間(ブース)には自分ひとり。
小さなブースだし、そう何人も展示会に派遣できる余裕もない。来場者にパンフレットを渡して説明したり、製品の配置を見直したりしていると、隣のブースから罵声が聞こえた。
「説明できないだと、ふざけるな」「申し訳ありません」
「他にエンジニアは来ていないのか」「はい、申し訳ありません」
 
隣は取引先の部品メーカー、B社のブース。平謝りなのは、最近入社したばかりの事務の女の子、香織さん。確か、23歳と聞いている。
「すいません、どうしたんですか」
「どうしたも何も、儂はこの会社の部品を見たくてわざわざ九州から出てきたのに、この娘はチラシ1枚で追い返そうとするんだ」と、町工場の社長さん風体のおやじ。

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