友達がやりはじめたその横で
2014-07-26
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20歳くらいの頃。
彼氏と別れたばっかでちょっと自棄になってて、毎晩のように飲み会を渡り歩いてた。
冗談で「一発やらせろ」「ヤダよ」とか言う程度の、知り合ってから2年くらいの、『まさと(仮名)』という男友達がいた。
まさとは卒業したら田舎に帰ることが決まってて、当時は親元から離れて一人暮らしをしながら学校に通ってた。
まさとからある日、「学校の仲間と飲みに行くから一緒に来ないか」と電話で誘われ、もちろん行った。
男女入り混じったまさとの仲間はノリが良く、下ネタもバンバン出て、楽しかったせいかいつもよりハイペースで飲んでしまった。
掘りごたつみたいになってる居酒屋の席で、隣にいたまさとの手が何度か太ももに触れるたび、なんとなくドキッとした。
24時を過ぎ、各自バラバラと自然解散になり、残った男女5人で一番近かったまさとの家に行くことになった。
ワンルームの部屋に男女5人は狭く、ベッドに2人、床に3人という感じで腰掛けた。
私は床に体育座りをして、まさとが