喫茶店の美人ママ・第4話[完]

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2019-02-19

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何かを期待するように嬉しそうに笑う智美さんとは逆に俺は困惑するばかりだった。

「じゃっ・・・じゃあ・・・。お・・・お姉ちゃん・・・」

「なに?」

「いや・・・何って・・・。あぁ~もう無理ですって!」

俺が耐え切れずにそう言うと智美さんは大笑いした。

「ごめんごめん!ふふっ・・・ほんと・・・優しいね」

智美さんは本当に嬉しそうに笑い、俺の肩に頭をポンと乗せた。
時折、智美さんの胸が触れたりして、俺の男としての本能の部分が何度も顔を出しかけたが、智美さんの屈託のない笑顔を見るたびに、それらは一瞬にして萎んでいった。
俺は日付が変わる頃まで智美さんの部屋で過ごし、何事もなく帰宅した。

次の日、俺はなんだか恥ずかしい気分で出勤した。
いつものように店の外から智美さんが開店の準備をしているのが見えた。

「おはようございます・・・」

俺は少し照れ臭い気持ちで挨拶をした。

「おはよう。昨日は遅くまでごめんなさいね。ほ


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