数奇な母娘丼
2015-10-18
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大学を卒業して就職、街中は高いので私鉄で5駅の場所にアパートを借りた。
端部屋なので、隣と上下に挨拶をした。
お隣は、好美さんという43歳の女性が暮らしていた。
卵形の小顔で少し前歯が出ていてネズミっぽい可愛らしい小柄のおばさんだった。
地元のお菓子を持って挨拶した。
好美「あら、ご丁寧にありがとうございます」
人懐っこい笑顔で頭を下げた時、胸元から少し谷間が見えてドキッとした。
ゴールデンウィークに近所のスーパーで好美さんとばったり会った。
好美さんは俺の買い物カゴの中身を見て言った。
好美「あら、良かったら一緒に食べます?」
好美さんの部屋にお邪魔して、一緒に鍋を突いた。
一人では鍋は寂しいけれど、二人だと会話も弾んだ。
食後に俺が持ち込んだウィスキーを飲みながら、冗談を言い合って笑い転げていた。
本当に気さくなおばちゃんだった。
それぞれの風呂に入るのは勿体ないからと、この日は好美さんの