宴会芸で終わるはずが・・・
2010-06-30
二十四歳の時、会社の忘年会で俺はかくし芸をする事になり、仲間達のふざけ半分の勧めによって、俺はセーラー服姿の女装を披露する事になった。
それ自体は大いに場が盛り上がり、芸としては大成功だったのだが、同じ部署のM先輩がそんな俺の姿をなぜかいたく気に入ってしまった。
忘年会の後、俺はその先輩に飲み直さないかと自宅のアパートへと誘われ、そこで再び俺の女装姿を見たいと求められてきた。
最初は嫌がっていた俺だったが、先輩の執拗な求めに断り切れなくなってしまい、俺はやむなく再び先輩の前でセーラー服を着る事となった。
酔っていた事もあってか、セーラー服姿になった俺を眺めながら、先輩はこの上なく上機嫌だった。
「いいねぇ、何かすっげぇ色っぽい」
「変な事言わないでくださいよ・・・」
そんな先輩とは裏腹に、俺はただただ恥ずかしさと気まずさで一杯だった。宴会の時は大勢の前であったからこそ、俺としても笑いのネタとしてこういう事もノリノリで出来たのだが、先輩と二人きりという寂しい今のこの状況においては、とてもテンションの上