さやか
2012-08-20
元気だったあなたが事故に遭って、怪我をして、入院して、薬の治療か何かよく知らないけどたくさんのコードを巻きつけていましたね。
私は、あなたから逃げました。
「お父さん、喉乾いた」
そう言って、病院の売店でジュースを飲んみました。
何を飲んだかなんて覚えてません。
後に姉に私は言われました。
「あんた、おじいちゃんが怖かったがやろ?」
わかりません、だけど死への恐怖がなかったわけではありません。
それが最後でした。
ある日お風呂に入ってたら、電話がかかって