妻の浮気とポストの中の10万円・後編
2014-04-07
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約束の木曜日。
幸いその日はバイトの居酒屋がすごく忙しく、私は妻と先生のことを考える余裕が全くなかったのですが、お客さんの中に妻と同じ歳くらいの女性と歳の離れた男性を見た時に我に返りました。
その日ばかりはポケットに忍ばせていた携帯(勤務中の携帯の所持は店長に禁止されている)の時計を見ると22時を過ぎたところで・・・。
二人が食事を済ませ帰るだけならもう終わるはず、止めるなら今しかない!
そう思ったら私は仕事が手につかなくなり、すぐさま店長に体調が悪いと嘘をついて帰らせてもらいました。
居酒屋を出たのが23時くらいで、妻に電話をすると拍子抜けするほど明るい妻の声・・・。
「もしもーし!お疲れ~!バイトどうしたの?早いね?帰り?」
「いや、暇だから帰っていいって言われて」
「そっか~こっちは今までご飯食べてて、これから近くの居酒屋に行こうって話してたんだよ~」
妻は少し酔っているようでした。
「そうか、何人くらい集まったの?」
「