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眼鏡越しの空
2006-04-23
大キライだった眼鏡はずせない この何日も
「気を隠す」にも「ちゃんと見る」にも 都合がいい
あなたの夢を見た朝 何故か 少し泣けた
さえない私を思ったら 少し泣けた
短い髪 シャンとした後ろ姿 思い出すたび
あなたのようになれたらと 憧れる
図書館で借りた 空の写真集
カードに つよくてきれいな あなたの名前がある
大キライなのは眼鏡じゃなく こんな自分
ガラスの奥で叫んでいても 誰も気づかない
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