気の強い妻(逆転)

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私は、まあまあの大学を卒業し、全国区ではありませんが一様地元では名の知れた企業に無事に就職しました。
俗に人の言う苦労知らずの道を歩んでいたのでしょう。自分では挫折も味わったつもりですが、友人に言わせると、そんなのは世間知らずの甘ちゃんだと冷やかされてしまいます。人の痛みは10年でも我慢出来ると言いますが、私もそんな感覚で、自分の悩みは大した物で、人の悩みは小さな物にしか感じない俗物なのだろうとは自覚しています。
そんな私が25歳で3年後に入社した今の妻と職場結婚しました。
その時の妻の雅子は、野性的な美人でありながらも、個性的な雰囲気がその風貌をより強いインパクトにし、男性社員から可也人気がありました。
職業柄、女性社員の多い職場で、これ程人気の有るのも珍しい存在では有りましたが、私は私で、まあまあの容姿で遊び人でしたので、それ程気に掛ける存在ではありませんでした。
彼女は、多数の男性社員からデートの申し込みを受けた様ですが、食事を付き合う位で、誰とも真剣な交際には至らなかったので、身持ちの堅い女で通っていました。
その


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