祖父の遺品から見つけた物

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私が22歳の時に父方の祖父が90歳で亡くなり、高齢で施設に入所している祖母の代わりに遺品の整理をすることになった。主に両親が大掛かりな部分はして、私と5歳下の妹はアルバム類を整理していた。祖父は写真撮影が趣味で膨大な量の写真アルバムがあって面白かった。道具も拘りがあって見たこともないようなカメラがたくさんあった。両親は売却して金にするというので私は勿体ないと思い、写真に興味を持っていたこともあったので自分が使いたい、と言って売却は阻止した。
押し入れの奥の方から妹が厳重に閉められた箱を見つけて開けてみるとそれまでは家族や旅行先、町内会の行事、星空などの写真でどれもクオリティの高い物だったが、この箱の中に入っていたのはそんな綺麗な写真たちとはかけ離れた暗い雰囲気の写真だった。アルバムには女の子の名前のような文字が書かれたラベルが貼ってあって妹の名前もあった。
妹の名前のアルバムを開くと生まれたばかりの裸の妹から始まり、写っている姿は全て裸だった。そして局所をズームして撮っているものが多かった。写真の横にはいつ撮影したかのメモもつけられていて一番最近の写真は昨年の年末だった。し


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