幼少時代

開く
----/--/--

今から数十年前の話ですが、私の父の実家は凄く田舎で、辺りには家が見当たらない位山中にありました。
家の近くには綺麗な川も流れていて、いつもそこで遊んでいた記憶があります。

お盆になると必ず家族で父の実家に帰省しました。実家には、じいちゃんとばあちゃん、そして父の兄夫婦が
いたんですが、兄夫婦には子供が居ませんでした。だから、私が行くととても可愛がられ、特におばちゃんは
自分の息子の様に接してくれました。
家で暇をしていると”ヒロ君、川に行こうか?”と誘ってくれるんです。
私は、おばちゃんが大好きで一緒に付いて行くのです。
そんな感じで、私も中学生になっていました。おばちゃんは相変わらず、私を可愛がってくれ、しかも子供時期と
同様の接し方でした。多分、その頃おばちゃんは38歳位だと思います。
そんなある日、両親と祖父母が病院に行くと言うので、実家には私とおばちゃんだけになりました。
おばちゃんは嬉しそうな顔で、川行って泳ごうか?と言うので”うん”と返事をしました。


お勧めの体験談