童貞と処女が一緒になった私たち夫婦の新婚生活

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2014-01-17

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―――妻が誘いかけてくれた夜

共に童貞と処女が一緒になった新婚夫婦だった。

その新婚生活を送った家は、駅前の呉服屋さんの離れで、八畳と三畳に狭い台所で、風呂は無かった。
その八畳和室で、毎晩、妻の肌と交あわせる新婚生活が始まった。

僕が眠りかけていると、

「ねえ・・・、もう眠ったの・・・?背中を掻いて欲しいの・・・!」と、妻が問いかけてきた。

僕はそれに応えて妻の背中に手を回した。

僕は妻の背中を掻くうちに男は昂振り、その我慢は限界に達した。
僕は妻の体を仰向けにし、浴衣の合わせ目を広げてその柔肌に触れ、激しく妻と互に愛撫しあい、そして体を繋いで呆気なく果てた。
結婚して女の悦びを次第に知りつつあった妻が、眠りかけた僕の寝姿を見て、熱くうずくような女の性欲の昂ぶりが抑えきれずに、妻は「背中を掻いて・・・」と、暗に僕に性行為を誘いをかけた初めての夜だった。
―――ガリ刷の好色雑誌

その頃は現在のように氾濫する性描写の雑誌は無かった


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