恭子の金玉潰し
2008-08-02
私自身の体験から物語が始まる。
それは男にとってこの上ない恐ろしい話になる。
そう、私と智美(仮名・大学時代の友人)が行なった「男の金玉潰し」。
あれは私達がS医科大学5回生だったとき、智美の何気ない一言から
全てが始まった。
「金玉ってどうしてそんなに痛いのかしら・・・」
「何もしなければ痛くないじゃないの?」
「違う、こう、握ったり叩いたりした時よ」智美は腕を組みながら呟いた。
「女にとっては気になるわよね。金玉って潰れると死ぬって聞いたことあるし」
私は人づてに聞いた知識で答えた。
「潰してみたくない?」
「何言ってるのよ。ホントに死んだらどうするの?」私は驚いて智美を見た。
「私につきまとっている男がいるんだけどさ。そいつの、やっちゃおうかなって思って」智美は口元に笑みを浮かべ