美しい母と夫婦のように・第3話
2022-10-15
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結局、その日は母の布団で眠ってしまった。
翌日、僕は会社が休みで母も夜のファミレスだけの出勤だった。
朝起きると、裸で母の寝室に寝ている現実に気付くまでしばらく時間がかかってしまったが、すぐに昨夜の秘め事が脳裏に蘇り、満ち足りた思いと達成感に包まれた。
母は隣のダイニングで洗い物をしているようだった。
僕はトランクスとシャツを着ながら、今からどうしようかと頭を巡らせていた。
顔を合わせるのに気恥ずかしさがありしばらく逡巡したが、ドアを開けてダイニングに入った。
「おはよう・・・」
僕は母の方を見ずに声をかけた。
「あら、おはよう・・・」
すでに白いブラウスとベージュのスカートに着替え、淡いピンクのエプロン姿で洗い物をしていた母が、気持ち僕の方へ顔を向け応えてくれた。
視線を合わせはしなかったが、声音は決して不快な響きではなかった。
母なりの照れ隠しなのだろう。
僕はダイニングを通りすぎるとそのまま浴室に入り、熱いシャ