不思議って何だ?ラスト

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2009-12-07

次の日朝5時半頃起こされたような。M男は当然寝てる頃。
お前は課題終わらせたいからサボッたんだよな。俺の二の舞にならなくて良かったねえ^^
そのときM男を上から見ていた。留年野郎は地べたを這いずり回るしかないというのに。
予定通り朝一発目からのジョギング。いつの間にか周囲は森林。
下り道だから気持ちが良い。自然の空気と風を十二分に体感していた。
このまま下って戻るのかと思ったが、先頭を走る部長はクルリと180度回転して戻るぞ~と呑気に言う。
俺は呆気に取られた。だが自然と体は向きを変えた。下り道からの上り道。
天国から地獄に落ちた気分。私はやる気をなくしていたのかもしれない。
スピードがだんだん落ちてきてとうとう歩いてしまった。ふ~楽になった。
と思ったのも束の間、
彼女が「ほら、走れ。」ちょっぴりキツく高めの声で言われた。
私は「は、はぃ・・・。」としか言えなかった。ちょっとビビったのだろう
。また彼女の別な面を見た瞬間だった。

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