山小屋で大学生3人と過ごした2日間・後編
2014-05-22
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翌日、目を覚ますと、雨はさらに激しさを増していた。
時間は9時を回っていた。
大内「今日も下山は無理ですね。さっき下の管理室には連絡しました」
竹田「食糧も十分あるし、無理しないで今日もここで待機しましょう」
私「すまない。世話になるよ」
妻「本当、みんなと一緒で良かったわ」
大学生もニヤけていた。
俺だけがそう見えたのかも知れないが・・・。
軽く朝食を済ませ、皆で話をしていた。
あっと言う間に昼時間になり、お湯を沸かすと、インスタントラーメンで昼食とした。
午後になると、雨は若干小ぶりとなったが、相変わらず霧が凄かった。
大内「すみません。ストーブの薪無くなりそうなんで、運ぶの手伝ってもらえます?」
私「いいですよ。何処にあるんですか?」
大内「ここから500mくらい離れた場所なんです」
竹田「俺も行くよ」
山口「じゃ、奥さんは俺の手伝いお願いします」
妻「何するの?