悪戯が・・4
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「おーい!三浦が来たぞ」
私は、言いながら美由に近付き、目隠しや紐を解くと「遅いよー」と抱き付いてきた。
私は、部屋に残るいやらしい匂いに、苛立ちを覚えた。
そして、何もなかった様に、三浦の元に戻った。
「今日は、俺が奢るから、買って来てくれ」と突然言ってきた。
私は嫌な予感がして、「美由と言って来るよ」と言うと
「話相手がいないから、一人で行って来いよ」
とうまく言われ、渋々行くことになったが、家を出る時の、美由の怯えた顔が、今でも忘れられない。
家を出ると、突然「いやー」と叫び声が聞こえ、怖くなり、うずくまってしま