顔射好きの麦子

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 地元・下関西高校から、名古屋大学大学院理学研究科を修了後、システム開発会社に就職。下関にUターンし、夜間の歯科技工士専門学校に働きながら通って資格を取得。歯科技工士として歯科業界に就職し、歯科医院経営を支援しつつ現在は中小企業診断士も取得し株式会社テツ&トモデザインを手掛ける俺の、歯科技工士学校時代の話をしよう。

「原田!またサボりかお前は」
「原田智弘は実習サボってどこ行ってる?」

 技工士のインストラクターの怒声が聞こえてくる。
近くの公園の草むらに同じクラスの女子学生早坂麦子と俺は身をかがめながらタバコ休憩中だった。実習中の喫煙は禁止されているが、トイレに行くと言いタバコを吸いに休憩する学生は少なくない。特に夜間の歯科技工士専門学校には社会人学生が多い為、喫煙者に優しい面もある。

麦子が俺に言った。
「トモくん、下の葉巻が大変なことになってるよ」
俺は背はそれほど高くないが、もともと中学時代から巨根で知られていた。ビックマグナム原田の名は安岡で知らない者はいなかった。

「麦子、お前乳首見えてるよ


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