低所得で上昇志向もない「ヤンキー世帯」が増加中

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2014-07-31

【地元大好き】低所得で上昇志向もない「ヤンキー世帯」が増加中

[前略]

この特集で注目すべきは「ヤンキー世帯」の全国的な増加だ。ヤンキーといえば、不良や暴走族を思い浮かべがちだが、こうした典型的なヤンキーは減り、現在の「ヤンキー世帯」とは「地方の低学歴・低所得層」のことだ。

「決して収入は高くなく、高学歴でもない。家族や仲間を大事にして、何より地元意識が強い。小中学校時代の同級生と今も密接につながり、結婚相手になることもしばしば」という人々で、好きな言葉は「絆」、本や新聞は読まないが、竹島、尖閣諸島問題で政治には興味を持つようになったために「新保守層」とも位置付けられる。

こうした「ヤンキー世帯」の消費動向は、「ママ雑誌で特集される『一人当たり1食50円の節約レシピ』に精を出し、家族みんなで食べられる鍋やカレーが人気メニュー。普段は徹底的にお金を使わず、週末は地元のイオンをぶらぶらしているだけのことも多い」。
日頃聴く音楽は、絆や仲間を重視するEXILEが人気。都心の若者がし

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