思春期の息子との過ち・第2話
2021-07-29
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それからしばらくして夫が休暇で戻ってきました。
この8月の2週間は、本来ならば私にとって心弾む日々になるはずでした。
しかし息子との出来事が心のしこりとなり、素直に喜べずにいました。
確かに、夫に抱かれている時は息子とのことがすべて記憶から消えてしまいます。
ところが自宅での夫とのセックスの後、“もしかしたら息子が聞き耳を立てているのでは”と根拠のない不安と心配がよぎるのでした。
また、この間の息子は意図してなのか偶然なのか、部活や補習で日中家を空けることが多く、その結果、外出も夫と2人で、温泉に泊まった際も息子は部活を優先して留守番、3人揃っての夕食も数えるくらいで、夫は素っ気ない息子が反抗期を迎えたと思い込み少し寂しそうでした。
そして、夫が赴任先に戻ったまさにその夜、眠っている私のベッドに潜り込んでくる息子がいたのです。
その日は夫と買い物をして、そのまま成田に見送りと、気疲れもあり早めにベッドに入るとあっという間に寝入ってしまいました。
目を覚ましたのは誰