元彼

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週に1度のフラのレッスンを終えての帰り道、駅の雑踏の中で、不意に後ろからポンと肩をたたかれた。

「さわちゃんじゃないか」
振り返ると、それは裕二さんだった。

白状しますけど、裕二さんは結婚前私がまだOLをしていたころ同じ会社にいた方で、そのころ私と彼はお付き合いしていました。もちろん肉体関係も何回かありました。いわゆる元彼です。

「本当に久しぶりだね。元気かい?」
「もう、6年になるわね。今は?」
「今、アメリカ勤務なんだ。これでもロス支店長だよ。本社で会議があるんで帰って来たんだ」
「アラ、ウチのもアメリカ勤務よ。今はオハイオにいるの」
「こりゃ、奇遇だ。じゃ、オレとさわは、淋しい一人暮らしってわけだ。ハ、ハ、ハ、、、」
「イヤねぇ、、、淋しいって、なんのことかしら」

とりとめのない話をして分かれた次の日、裕二さんから電話があり、食事でもしようということで、私は出掛けました。着替えをするとき、私はタンスの奥から淡いピンクのセクシーな下着を取り出して身に着けました。主人に対す


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