寿退社することになった佐藤さん・前編

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2014-02-28

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当時、俺は入社2年目、相手は3つ先輩の営業事務。

当時勤めてた会社は関東に幾つか拠点があり、その中でも「◯◯営業所の佐藤さん(仮名)」と言えば、誰でも名前を知ってるくらい綺麗な人だった。
割りと上品ぽい雰囲気で、目立つような派手さは無いが、話しかけると後輩にも笑顔で優しく接してくれた。

俺は当時学生の彼女が居たが、飲み会とかで誰が好みか議論になると・・・。

「俺は断然佐藤さんがいい!」
「じゃあアタックしろよ、絶対無理だから」
「えー、そうかなー」

・・・とか言って楽しんでた感じ。
恋愛感情には至らなかった。
その話は本人にも伝わったけど、実際は彼氏いたし、まぁ俺もたまに話してホンワカした気持ちになる程度だった。
所謂『高嶺の花』という感じ。

そして、俺が2年目の終わりの3月に、佐藤さんは寿退社することになり、その送別会での事だった。
佐藤さんの彼氏は、会った人に言わせると“俺に似ている”らしかった。


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