人妻 香苗 2

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しかし2人からのその提案に、香苗はどうしても乗り気にはなれなかった。

香苗 「ご、ごめん私、明日朝から色々とやらないといけない事あるから……。」

恭子 「朝からって、祐二さんが帰って来るからですか?」

香苗 「う、うん、一応ね……。」

中嶋 「旦那さん想いなんですねぇ、ますます旦那さんが羨ましい。」

香苗 「そんなに大した事ではないんですけどね。」

本当の理由はそれだけではない、中嶋に対して生まれている警戒心が、早く自分の部屋に戻りたいという気持ちにさせていたは確かだった。

恭子 「そうですかぁ、でもまた何時でもできますしね。お隣同士なんだし。」

香苗 「そうね、またいつでもできるわ。」

中嶋 「次はぜひ旦那さんも。」

香苗 「そうですね。」

片付けを終えた頃には時計は0時を回っていた。

帰る香苗を玄関まで見送りに来た中嶋と恭子は仲良さげに肩を寄せ合っていて、まるで新婚の夫婦のよう。

恭子 「今日は美味しい料理ありがとうございました。


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