最後の奇跡

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2008-05-14

二次元に恋し、喪のまま結婚する事無く八十数才になった俺 
近所からは危ない老人、キチガイ老人と若い頃と同じく迫害され続ける俺 
訪れる人といえば市の職員が死んでねーか?と来るくらい 

ある日風邪をこじらせた俺の家の玄関をダンダン!と叩く馬鹿がいる 
ブチ切れた俺は「誰だ!フォルァァ!」と扉を激しく開ける 


そこには50年以上前に心の底から愛し恋い焦がれたあのキャラの姿があった 
彼女は何ら変わらぬ優しい笑顔で俺に手を差し伸べ 
「お待たせ!さ

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