淳子・・・お前は、俺の女だ
2013-09-23
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何年ぶりだったろう。
大学を卒業してかれこれ10年、お前も32~33歳になっているはずだ。
けれども、少女を思わせた細りとした華奢な肢体も、パッチリとした瞳の愛らしい笑顔も、少しも変わっていなかった。
むしろ大人の女の落ち着きと、清楚な品の良さは、俺を欲情させるに充分な魅力となっていた。
俺の愛を受け入れず、会社の同僚のつまらない男と結婚して、転居していった淳子。
しかし、運命はこうして再びお前に巡り合わせてくれた。
白いカーディガンにロングスカートという質素な出で立ちで、近所の主婦仲間と笑顔で語り合いながら、商店街を歩く淳子。
お前が連れている幼子は、俺には触れさせもしなかった唇をあの男に委ね、優しく抱擁されて裸身を開き、愛ある営みを重ねた末の結晶か・・・。
「私には生涯を誓い合った大切な人がいます。これ以上私に付きまとわないで下さい」
執拗に交際を迫った俺を、「キッ」とした視線で睨みつけ、あの軟弱な男との生活を選んだ淳子。
だが、お前も