病院の屋上で患者さんと逢い引き
2023-05-13
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足音を忍ばせて、私は屋上に向かう階段を上っていました。
胸がときめいていました。
妖しく疼いていました。
これから自分のするいけない行為を、とっても刺激的な戯れを想像しながら・・・。
屋上の出口の踊り場に灯いている蛍光灯のぼんやりとした明かりが、妙にエロチックに思え、それは私の心の中に生じている背徳への罪悪感と同時に、私が感じるであろう淫らな快楽の悦びを象徴しているかのようにその眼に映っていました。
扉を開けると、初夏とはいえ冷たい夜風が半袖の白衣の身体に染みるようでした。
手すりにもたれて立っているあの人が、私の方を振り返りました。
サルビァブルーのガウンが周りの闇に駆け込んでいる中、顔色だけがやけに青白く見え、私は胸を締めつけられます。
「待った?寒くない?」
歩み寄りながら私は小声でそう尋ねました。
あの人は微笑んでいるようでした。
「君の方こそ、その格好じゃまだ寒いんじゃない?」
私たちは寄り添って抱き合いま