家出してきた姪の誘惑

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2022-03-05

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僕は生まれつき耳が聞こえない障害者である。
一昨年、両親を亡くし一人暮らしをしていた。
会社と自宅の往復だけで、やっとこの生活に慣れてきて、そろそろ趣味でも探そうかなと思っていた。

部屋の中は、成人向けの漫画やテレビドラマを録画したBLやDVDなどが入ったケースがいっぱい置いたままで、多少散らかっている。
そばにテーブルがあってソファーがある。
それを広げればセミタブルベッドになっていて、寝付きが悪い僕にとっては寝やすかった。
抱き枕もある。
どう見ても友達を誘うのが恥ずかしい部屋である。
テーブルには資格の本が積んであり、どんな資格を取ろうかなと調べているところだった。
壁にかけてある時計を見たら、夜の10時半になろうとしている。
その時、インターホンの代わりにパトライトが光った。

(何かあったのかな?)

玄関を開けたら、キャリーバッグを持っていた女の子が立っていた。

「お久しぶりです。あたしのこと覚え


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