A彼とゆかいな仲間たち その1

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大学のサークルメンバーで初日の出を見に行こうと出かけたときのこと。
メンバーは俺含めて男4人と女2人。そのうちの一人は俺の彼女だった。
といっても付き合い始めたばかりで、サークルの仲間にも知らない。
どうせだから、明日の元旦にみんなに発表しようと彼女と計画していた。

車はおやじから借りたデカいワンボックスで、行きの運転は俺ということに。
十分な時間を見込んで夜に出発したのだが、途中の高速で事故渋滞に
会ってしまった。電光掲示板の時間表示には復旧の見込みが立たないという意味の
横線表示。ほんのちょっと移動してはピタっと止まるという状態が続いた。

後部座席にいた奴らは、ぶーたれていたが、とうとう痺れを切らし、現地で待つ間
用に用意していた酒を車内で飲み始めた。
俺は当然飲めないので、運転席に座ったまま後ろの話に参加していた。
後ろの連中は酒が進むに連れて、彼女や、彼女の友達のS子にちょっかいを
かけ始めていた。彼女もS子もノリがいい子なので、少しく


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