人妻 香苗 5
2014-10-10
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香苗 「……ん……」
カーテンの隙間から光が差し込んでくる。
部屋の空気は朝のしっとりとした感じとは違う。
それになんだか少し頭が痛い。
こんなに目覚めが悪いのは久しぶりだ。
香苗 「……ん~今何時…?」
ベッドの上でゴソゴソと動きながら時計を手にする香苗。
香苗 「……えっ!?もうこんな時間!?」
時計の針の位置を見て思わず香苗はそう声を上げた。
なんと香苗が起きたのは昼の12時だったのだ。
どうりで身体の感じがいつもと違う訳だ。
こんなにも眠りこけてしまうのは、香苗にとって珍しい事。
いつもは必ず祐二より早く起きて、朝ご飯や祐二が仕事に