臥薪嘗胆

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2007-07-22

中学時代、俺のクラスでは、かなりのいじめがあった。
虐められていたのは、男子、女子、それぞれ3名ぐらいずつで、
特に、家が近所だった小林(仮)は、身長が150そこそこの短身痩躯だったこと、
兄弟が多くていつも家の手伝いばっかりだったこともあり、クラス内の
いじめっ子連中からいつもこき使われていた。
金をせびられることはあまりなかったようだが、絵に描いたようなパシリに
使われていた。
そいつらのなかには、町道場に通っている空手経験者やら兄弟がボクサーの奴もいて、
俺をはじめ、クラスメイトは、冗談交じりに止めることもできない状態だった。

ある時、小林は、不良連中の娯楽として、原稿用紙20枚文にも及ぶようなラブレターを
書かされ、学年1の美女に無理矢理渡しに行かされるということがあった。
不良連中が散々手を入れたそのラブレターは、卑猥な単語満載で、
その娘はそれを受け取った次の日に学校を休み、不審に思った両親が問いつめて、

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