昭江の恋の物語 初めての経験
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昭江の恋の物語 初めての経験
かなりの昔に20才を過ぎました。
ささやかながら、それなりの人生を歩んで来ました。
他人の事などには無関心なお方が多いとは存じますが・・・。
昔のことがらを思い出しながら書きつづります。
女性にとって忘れ得ぬことは、最初の男性だと思います。そして、現在の相棒ですね。
最初の男性は父親です。
アッと言われそうですが、父が母とのベッドで私の生を授けてくれました。当然のことです。
母だけでは生まれません。
実家は広島県の山間部で、林業・製材所・お米屋さん等を経営していました。。
事業の失敗で家族は離散しました。家具や調度品は競売されました。悲しい思い出です。
長女は母の実家へ。
長男は分家へ。
昭江は三次市で料亭を経営していた叔母の家へ・・・。
昭江が小学生の2年生の時でした。
新しい環境と慣れない学校は戸惑いながらの日々でした。
叔母夫婦の寝室でお布団を延べて休ん