透明人間

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2006-09-16

『次は~○○~、次は~○○~。』
社会適合能力、皆無の俺だが働かなくちゃ生活が出来ない。
いままではなんとかその日暮で食いつないできたが、それもそろそろ限界だった。
久々の短期・日雇いバイトにつかれ、俺は電車のシートにどっかり腰掛けてうつらうつらしていた。

「あははっ、それでトモミがね・・・。」

俺の前の席から黄色い声が聞こえてくる。
髪を綺麗に茶色に染めた女子高生二人組みが談笑しているようだった。

(女子高生は最高の目の保養だぜ・・・。半分ガキくせえ面してるくせに肉付きのいい体がいつ見てもそそる・・・。)

短いスカートからちらちらと見える太ももを観賞しながら、帰りの電車に揺られてた。
すると、片方の女が俺の視線に気付いたようだった。
娘は俺を不潔なものでも見るかのように一瞥すると、足をぴっちりそろえる。
そしてまた何事もなかったように隣の友人と話し始めた。

(お

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