巫女(みこ)が神前性交儀式を執り行った古代
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さて、今日の題材は『巫女(みこ)』について、その語句の意味と主観的な解説も含めて簡素に執筆いたします。
巫女(みこ)、または神子(みこ)とは、神道において神に仕える女性のことです。
神社で祭祀を行う女性(女性の神主すなわち女子神職)とは異なります。
日本独自の伝承文化と言えば、この国では古来から女性の神が多く見られますが、
実を言いますと資格について現代では考えられない条件がありました。
それは性交の儀式を執り行う事です。
神聖な神社や巫女が性交儀式と結び付くのかと疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、歴史的には時代によって必要な事情があり、また歴史には前代から受け継がれる連続性の記憶もあります。
弥生時代から古墳時代までの間、日本列島は縄文原住民族と渡来した多くの他民族や他部族が混在する人種の坩堝