Unreal その4
2007-01-31
前編:Unreal その3
http://moemoe.mydns.jp/view.php/5678
気がつけば、俺はホテルで嫁に朝帰りの電話をしていた。
琉希が酔いつぶれたという理由にしておく。
すでにシャワーを浴びた彼女は、俺に背を向けて
口にスプレーを噴きかけていた。
やっぱりあのぐらいの子は、体臭を気にするものなんだろうか。
個人的には、ちょっとくらいの口臭はむしろ歓迎だけども。
産まれたままの姿で向き合い、中坊みたいにじっと見つめ合う。
手を回して彼女の頭を引き寄せる。髪の感触はやはり希薄。
上唇を合わせる軽いキスから、舌を入れていく。
舌の根をくすぐると、向こうも応えてきた。
彼女は男は苦手だが、女相手ならよく遊ぶそうだ。
ギルメンにも相手