「シンジ君エリカちゃんハルホちゃんミサネェ」

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彼女と再会したのは入学式直後の事でした。

彼女【エリカ】とは幼稚園から小学3年生までは同じクラスだったが、

エリカは彼女の父親の転勤の都合でアメリカに転校していった。

高校は県内で唯一の英語科で、半分近くが帰国子女のクラス。

しかも40人中4人が男というある意味異様と言える配分でした。

本当はエリカと気さくに話をしたかったけど、男は四人しかいないので

女の子の視線には注意する必要があった。 3年間クラス替えがないという事は

人間関係に失敗すると学校を辞める事を意味していたからでした。

俺のスタンスは用事がある時以外には女の子に話しかけない、出来るだけ男子で固まる

というものでした。 それが正解だと気付いたのは夏休み前の事。四人の中の一人に彼女が出来、

最初は良かったがすぐに破局。

以降は女子の大半がそいつを犯罪者扱い…いわゆるイジメをしたからです。

そいつは2学期から登校しなくなりました。

俺もモテな


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