哀しみの母乳

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2022-12-21

哀しみの母乳

ある日の夕方、大学生の俺はいつもは乗らない満員電車の中で身動きひとつとれずにいた。
『あ~、これが通勤電車か~。サラリーマンって、よくこんな電車に乗って通勤してるよな』
大学が終わって街に買い物に出かけた帰り、めったに乗らない満員電車の中で俺は心の中で愚痴っていた。

するとドアの付近で、明らかに他とは違う異様な雰囲気を放った一帯が目に入った。
『あっ、あいつらは!』
そこにいた数人の顔に見覚えがある! そう、ここらでは有名な痴漢グループだ!
前に見た時は、男達が電車を降りたあとに半裸状態の女性が床に泣き崩れていた。
あとでネットで調べたら、かなり悪質な痴漢グループということだ。
一人の女性を数人で取り囲み、さらにその周りには少し強面の男達が壁となって、少々一般の人に見つかっても
誰も注意できないような状況で好き勝手にするのが手口と書いてあった。

俺は満員電車で揉みくちゃになってる不満と少しの興味

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