気になる子の鞄の中
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中学の時、1人の気になっていた女子がいた。よく言えば独特な雰囲気を纏っている、悪く言えば不思議ちゃんと言われるような子だったためか、彼女の周りには少し壁があるように感じられた。
見た目は地味で腰のあたりまである癖のない艶々な黒髪をポニーテールにしていてすれ違ったりするとシャンプーの匂いが心地よかった。身長は160センチくらいで体型のバランスはとても良かった。普段の制服の時はあまり目立たないが、胸もしっかりあって体操服や水着の時は胸の形がはっきり分かった。
姿勢がとても良くて歩く時は足音が全くなかった。
彼女のことが気になり始めたのは中学入学直後からだった。明らかに他のクラスメイトと違う雰囲気で自然と目で追うようになっていた。
彼女は昼休みになると必ずカバンの中から小さなポーチを持って特別教室のある校舎へ向かっていた。中学には普段授業を受ける校舎とそのほかに技術家庭科室と音楽室などの特別教室と呼ばれる教室ばかりある校舎があった。そちらの校舎はそれぞれの授業がない時は誰もいなくなる。
彼女が昼休みにその校舎へ向かっている理由を知りたくてあ