美姉妹花びらツートップ

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 本当に年甲斐もなく品のない話で恐縮です。
 それも毎度のことでまたあんたかと思われた方は華麗にスルーしてください。
 
 先生と呼ばれたその初老の男が週末に開く麻雀に参加することになったのはただ近所付き合いの延長で他意はなかった。
 「ロン、ガンマン」
 「え、また八千点の放銃ですか。やってられないなあ」
 黒縁眼鏡の奥の眼光が鋭く光った。
 「今日はこの辺で。私は上がらせてもらうよ」
 「勝ち逃げですか」
 もとよりお遊びで勝ったも負けたもなかったが。
 先生が機嫌よく退席した後でメンツは解散。僕は一人まだ宵の口だというので出されたビールをちびちび飲んでいた。
 そこへその日は近所でお祭りがあったのだが浴衣姿の三十絡まりの女性が二人部屋に入ってきた。
 「旦那は寝ちゃったか」
 先生の後妻で名はさやかさんといったか。
 もう一人は見覚えがあって会社の上司のはるかさんだった。
 「お姉ちゃん。この


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