主人在宅ストレス症候群
2012-09-11
夫の帰宅時間が近づく。
あと1時間、あと30分。妙な緊張感。突如として始まる頭痛や吐き気。キリキリと胃が痛み出す。
決して嬉しさからくるドキドキ感ではない。嫌だなという気持ち。帰宅時間が来なければいい。
これが主人在宅ストレス症候群の症状だと知ったのは、ごく最近のことです。
■体調を崩す妻たち
夫が家にいるとストレスで体調を崩す奥様が増えています。原因は夫による束縛。
少し前に濡れ落ち葉という言葉がありました。定年した夫がずっと家にいて、
「どこに行くの?何時に帰るの?」とまさしく濡れ落ち葉のごとく奥様にまとわり付くという話。
主人在宅ストレス症候群は定年後に限らず、働き盛りの年代でも起こりうる症状です。
過度の制約でストレスを感じ、身体に変調を来す。なかにはうつ病や気管支ぜんそく、
キッチンドランカーになる人もいるというから笑い事ではありません。