お向かいの影絵の人妻 5
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急な異動で引っ越しし忙しさの中明美との連絡も関係も途切れてしまった。
住んでいた頃とは街並みも変わりあのパチンコ屋もなくカラオケボックスになっていた。
部屋の前を通りすぎたが懐かしい明美の車はなかった。
人妻明美の艶っぽい肢体を懐かしく思い浮かべながらSCで買い物をしていたら
「ポン」と肩を叩かれた。
振り返ると明美が微笑みながら
「びっくりしたわ お久しぶり ご無沙汰ね ここで会うのも何かの縁かしら」
明美とお茶しながら
「突然引っ越してしまって 連絡したのに 待ってたのよ」
旦那のことや近所の目など愚痴を聞いてやった。旦那とはレスに近いらしい。
「そんなことより時間あるんでしょう」
「ああっ いろいろと世話になったし あの温泉旅行も楽しかったな」
「そうね 思い出してしまうわ あの時を」
艶めかしい眼差しを向けてきた。
「懐かしがっても仕方ないから 穴埋めしようか」
「エッ でも・・・」