運名の境目
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去年の年末を境に僕の人生は180度変わりました。
それまでは、両親を早い時期に亡くし、親戚の家で肩身の狭い生活をして、中学卒業して、都内の運送屋にセコで入り、18でソッコーで免許を取り、15年働いても、貧乏なワンルームの生活でした。
でも、去年の年末を境に生活が変わりました。
運送屋も辞めて、田舎に帰り、土地を買い、新築の一軒家を建てました。
それでも、サラリーマンの生涯年収以上の現金が残っていました。
でも、世間体もあり、コンビニにバイトで働き始めました。
程なく、自宅近所の小学六年生の男の子(拓也)と仲良くなりました。
両親が共働きで、毎日の様に夕方、弁当を買いにきていました。
休みの時は、家でゲームをしていました。
拓也クンも、ゲームが好きとの事で自宅で良く遊びました。
素直な子で息子?弟?みたいな感じでした。
今度、友達も一緒に連れてきていいかぁ?と聞かれたので「良いよ、連れてきなぁ」と返事をしておきました。
二日後、拓也クンは三人